国民年金保険料の免除・猶予ってどうするの?知っておきたい手続き方法

社会保険

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国民年金の保険料の納付が困難な場合に、ぜひ利用したいのが免除・猶予制度です。免除・猶予制度は、申請して審査に通れば利用できます。

免除・猶予制度って?という方はまずはこちらを先に読むことをオススメします。

 

実際の審査は、日本年金機構が本人や配偶者などの所得状況を市区町村へ確認して行われます。手続き自体はさほど難しくないので、とりあえずダメもとで申請してみるというのも手だと思います。

申請する方法

1.申請書の入手

まずは「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」を入手しましょう。
入手方法は3つあります。

  1. 市区町村の国民年金窓口
  2. 近くの年金事務所
  3. 日本年金機構のHPからダウンロードしプリントアウト

手っ取り早いのがプリントアウトです。
⇒申請書はこちらから

 

2.申請書の記入

漏れや不備がないように記入例を参考に記入してください。

免除記入例
※出典:日本年金機構

申請の年度は「7月~翌年6月まで」です。
例えば、平成28年分を免除したい場合は「平成28年7月~平成29年6月」が免除期間ということになり、その時に審査となる所得は「平成27年の所得」ということになります。

また免除・猶予は過去2年間さかのぼって申請できます。

 

3.添付書類を準備する

申請するのに必要となる書類がいくつかありますので用意しましょう。

<必ず必要となるもの>
年金手帳又は基礎年金番号通知書
<場合によって必要となるもの>
・所得を証明する書類
・所得の申立書
・雇用保険受給資格者証又は離職票

などが場合によって必要となります。詳しくは、お近くの年金事務所へ問い合わせてみてください。

 

4.申請書の提出

申請書は、住民票の住所地の市区町村役場の国民年金窓口か年金事務所への郵送でも受け付けてくれます。申請書を印刷した場合、「本人控」の提出は必要ありません。

※添付書類も忘れずに提出しましょう。

 

5.結果通知

審査の結果(決定通知書)が郵送で送られます。

審査は、日本年金機構からお住まいの市区町村へ必要な人の所得状況が確認されます。その所得状況により、審査が入り「全額免除・一部免除・納付猶予、免除なし」のどれかに該当するということになります。

 

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