社会保険の本当の範囲とは?社会保障制度について

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社会保険の種類など、一般的な知識については、前回の記事で簡単に紹介しました。
まだの方は確認しておくことをオススメします。
前回記事↓

社会保険って何?いまさら聞けない大人の常識
大人になると必ず耳にする「社会保険」という言葉。会社でよく使われていますよね。あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? ...

ここでは、あまり知らせていない、でも知っておいた方がためになる、社会保険が使われるかなり広い範囲についてご紹介します。

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社会保険の本当の範囲とは?

まず、あなたは「保険」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

「健康保険」、「雇用保険」、いやいや「火災保険」、「自動車保険」もあるでしょう。そうです、すべて”保険の一種”です。保険のしくみは簡単にいうと、「みんなでお金を少しづつ出し合って、だれかが何かあったときにそのお金で援助しよう」という助け合いの精神からなる制度ですね。(かっこよく言うと、相互扶助の制度です)

つまりは、「万人は一人のため、一人は万人のため」ってやつです。

どのような保険でもだいたいこんな感じで成り立ってると思います。

すべての「保険」には大きく2つに分類されます。それは運営する主体の違いです。

  • 国が運営する  ⇒すべて社会保険
  • 民間が運営する ⇒「火災保険」「自動車保険」「生命保険」など

と、国や市など行政が運営するものはすべて社会保険となります。これは国で強制的に加入する保障制度で、社会保障の1つとなります。

ここで「ん?」と思ったかも知れません。実はまだ裏に「社会保障」という黒幕がいます。

そう、社会保険とは「社会保障」という背景の一部だったのです。

社会保障って何?

社会保障とは、国が”基本的人権として生活権を活用し、国民のすべてに対し社会的責任において、各人の生活を保障するところの制度”です。

むかし、学校で憲法第25条「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と覚えさせられた事がありますよね?忘れてしまった人は、まぁそんなのがあるんだなと思ってください。

簡単にいうと、これを保障する制度です。

わかりやすくいうと、「生活する上で生じるいろんなリスクに対応し、最低限の暮らしができるように国が責任をもって保障しますよ」という制度です。「医療」や「労働」、「福祉」、「年金」などの内容があります。

社会保障の体系

日本の社会保障制度は見方によって2つに分けて考えられます・

①拠出・無拠出(お金を出してる出してない)による分類

「社会保険制度」「公的扶助制度」に分けることができます・

わかりやすく図で表すと、

社会保障2

●社会保険

助け合いの精神で、保険料と保険給付の対価関係を基本として、万一の時に保障を行う。貧困を防ぐ機能がある。

●公的扶助

基本的に税金からまかない、国や自治体の負担で生活の保障を行う。貧困から救う機能がある。

ここでやっと、「社会保険」という言葉が出てきましたね。

つまり、生活保護に関すること以外全部になりますね。

②目的別による分類

「所得補償」「医療保障」に分けることができます。

わかりやすく図で表すと、

目的別1

目的別2

●所得補償

一定水準の生活をするためにお金による給付をする。

●医療保障

だれでも、いるでも、どこでも必要で十分な医療を受けられるよう保障する。

しかし、図の端まで見てみると、やや聞きなれた言葉がやっと出てきましたね。

実は、一般的に知られているようなものは、社会保障の全体から見ると、ほんの一端しかないのです。

なので、「制度を知らないと、受けられるはずの保障が受けられない」のです。

「え?でもそんなの役所が教えてくれるんじゃないの?」と思うかも知れませんが、こうした行政がらみの保障は基本的に「申請主義」なのです。

残念ながら、あなたが聞いたりしない限り教えてくれないし、あなたが動かない限り勝手に手続きをしてくれません。

社会保険はあなたもちゃんと保険料を支払っています。なので、あなたが困ったときはちゃんと保障が受けられるように知っておく必要があります。

まとめ

このように、国はいろいろな保障をしてくれているわけですが、ややこしくて複雑そうなので理解するのが難しいですね。

これから少しずつ、この保障についての記事を増やしていく予定ですので、まずは知識を得てしっかり活用できるようになることが大事です。

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