この記事では、求人広告などで応募する方法や手順をご紹介します。
押さえておきたいポイントや応募する際によくある悩みなども交えて、より実践向きに解説いたします。
目次
応募方法
一口に「応募方法」と言っても、使用する求人媒体やサービスによって異なります。
初心者の人でも分かりやすく、使用する求人媒体やサービスごとに解説していきたいと思います。
1.求人サイトや転職エージェントを使用する場合
インターネットを使った就職・転職方法で、応募方法は原則利用する各サイトのルールに従うことになります。
といっても、大体は「ポチッ」とクリックすれば簡単に応募できます。
応募に関しては特に難しいことはないですが、どのサイトでも初めに会員登録をして、履歴書や職務経歴書をweb上で作成しておく必要があります。
2.ハローワークを活用する
ハローワークから応募する場合は、必ずハローワークからの「紹介状」が必要になってきます。
基本的には、窓口の相談員さんがあなたの代わりに「求人に対して申込みしたい方がいる」「今も求人は有効か」「年齢・性別・氏名(必要であれば)」「応募書類の確認」などを直接企業に電話して聞いてくれます。
必要であれば「経験年数」「希望のシフト(土日勤務可能か等)」などを聞かれる場合がありますが、電話自体はほとんど窓口の方が対応しますのでお任せしましょう。
3.ホームページやチラシや雑誌の求人の場合
一般的な広告チラシや求人雑誌などから応募する場合です。
基本的に前述までの応募はサポートしてくれる人がいますが、この場合はあなた自身がやり取りしなければなりません。
このパターンの手順や方法を次から見ていきましょう。
応募するにあたって
まず行いたいことは、求人情報に応募方法が記載されているか確認しましょう。
「電話連絡の上」などと書かれていれば、応募したい旨、電話しましょう。
「履歴書送付」とだけあれば電話連絡は要らない?
よく悩むのが、単純に「履歴書の送付」となっていて、電話連絡すべきかですね。この場合は、そのまま応募しても差し支えないことが多いです。
ただ、求人チラシ・雑誌などの場合掲載から日にちが経っていればすでに募集が終了してしまっている場合もあります。そのため事前に「○○を見たのですが、現在も募集は行っていますでしょうか?」などと確認しておくのがいいと思います。
そうすれば、応募手段も確認でき今後のやり取りがスムーズに行えます。また、不安を抱いたままより気持ちが楽になりますよ。
また、求人内容に対して「勤務地や職種・業務内容」をもう少し詳しく知りたい、アルバイトの場合は勤務時間や日数など「応相談」の部分を知りたい場合など、遠慮せずに事前に問い合わせ電話をしましょう。
電話するときの手順とポイント
応募電話をするに当たっての手順とポイントをご紹介します。電話をするにも掛け方やマナーが大切です。
電話対応での印象も今後選考のポイントにもなってくるのでよい印象を持ってもらえるようにしましょう。
手順はいたってシンプルです。
- 事前に準備する
- 電話をかける(応募または問い合わせする)
- 電話を切る
- 書類作成に入る&面接に望む
だいたいどこもこんな感じの流れになります。
次に電話をするときのポイントをご紹介します。
電話する前に準備を
電話をするときは慣れていないと、やはり緊張でうまくしゃべれなかったり聞きたいことが利けなかったりする事もありますよね?
受け答えがちぐはぐだったり応答があいまいだと「この人大丈夫かな?」などと悪い印象を持たれることもあります。
なので、「質問や疑問点は最初にまとめておく」と失敗しません。
「何を聞いておけばよくわからない」人のためによくある質問・疑問点をまとめてみましたのでチェックしてみてくださいね。
- 募集が終了していないか
- 詳しい仕事内容
- 勤務地が複数ある場合は、自分の希望地は可能か
- 勤務時間やシフト(変則勤務やアルバイトなどの場合)
- いつから就業できるか
- 必要書類の送付先(宛て)
- 選考の流れ など
相手も忙しい時間を割いて電話対応しているので、ムダ&細かすぎる質問などは嫌がられる傾向にありますので注意しましょう。
基本的に、チラシ・雑誌・ホームページで確認できるところは事前にチェックし、それ以外を聞くようにしましょう。
※キチンと読んでいない、確認していないと思われてしまいます。
電話をかける時間帯
求人情報に「電話受付時間帯」などが記載されている場合は、その時間帯に従うのがルールです。
特に記載がない場合は、業種や会社によって「忙しい時間帯」は避けるようにしましょう。
この時間帯は避けましょう!
▶飲食店など
【ランチタイム】11:30~13:30
【ディナータイム】17:00以降
基本的に、お客さんが混みあう時間帯は避けましょう。
▶一般企業
【朝】営業開始から30分ほどの忙しい時間
→朝は朝礼など何かと忙しいですので、少し時間を置きましょう。
【昼】12:00~13:00
→普通にお昼休みなので、担当者が不在のことも多いです。
【夜】 終業時間30分前以降
→営業が終わる30分前ほどは、明日の準備などでバタバタしている可能性があります。
当たり前ですが営業時間が過ぎている場合は、電話に出れないので後日にしましょう。
静か&電波のいいところで電話する
携帯電話などから電話する際、電波の状態が悪いとお互い用件を聞き取りずらいこともしばしばあります。
「聞こえますか?」「電波が悪いみたいですが…」などお互いムダな時間は省きたいところですね。また、印象も悪くなります。
なので、周囲が静かなところで電波状態が安定した場所からかけるようにしましょう。
こんな場所は避けましょう!
- 電車のホームや駅
- 工事など大きな音のする場所
- 人通りが多い場所
- 音楽のかかった店
- 地下や風の強い場所
電話はまず名乗り、応募したい旨を伝える
電話する際は、必ずカレンダーや前述の質問メモと筆記用具を用意しておきましょう。
電話をかけたら、自分の名前を名乗り、「○○(求人媒体)を見て求人の募集を見てお電話しました」とまず用件を伝えましょう。
複数の媒体に求人を出している場合もありますので、見た媒体(求人雑誌名・広告チラシ名・ホームページなど)も伝えるとグッドです。
電話に出た人が必ずしも担当者とは限らない
「ホームページで○○(職種など)の募集を見てお電話いたしました○○(氏名)と申します。採用ご担当の○○(分かる場合は氏名)様はお手すきでしょうか?」などと、キチンと要件を伝えて、採用担当者へつないでもらいましょう。
担当者が不在の場合は?
運悪く電話した日時に担当者が不在(休み)や席を外している場合もあります。
採用担当者の次の出勤日や外出などから戻る時間など「電話可能な日付と時間」を確認して、また掛け直す旨を伝えましょう。
電話を切るときは思いやりを
電話を切るときは、「はい、わかりました」でガチャンと切るのは少し失礼になります。
なので、最後にちゃんと「お忙しいところ、どうもありがとうございました。」と一言添えればグッドです。
切る前に必ず復唱・確認を!
電話で必要書類の送付先(宛て)、すぐに面接に移る場合は「時間・場所」などを復唱して確認しておくようにしましょう。
必要書類は基本的には「履歴書」「職務経歴書」の2つになります。
また、業種・職種によっては「免許資格証明書」や「成果物(CADの製図やWeb製作物など)」が必要にまりますので、その点も事前に確認しておきましょう。
まとめ
電話をするにも、掛け方やマナーなど守っておきたいポイントはあります。
電話した時から面接は始まっていると思いましょう。少しの思いやりを持つことで良い印象を持ってもらえれば、成功への第一歩にもなります。
簡単にポイントをまとめておきますのでしっかり確認しておきましょう。
- 電話の前に質問・問い合わせ内容を準備する
- 忙しい時間帯を避ける
- 静か&電波がいい場所で電話する
- 初めに名乗り、用件を伝える
- 最後はキチンとお礼を言う
これで、求人に応募する方法と手順が分かりました。
次はいよいよ応募書類の作成に移ります。
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