事務系におすすめの資格やスキルは?仕事で役立つものを紹介

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私の経験上から、事務職をする上で取得しておきたい資格やスキルをご紹介します。事務職の種類はいろいろありますが、汎用的に使えそうなものをピックアップして、少し評価もしてまとめました。

「事務職に就きたいけど、何か資格持っていた方がいいの?」
「事務未経験だけど、有利に転職するにはどうすれば・・・」
「今、事務員だけど業務の幅を広げてスキルアップしたい!」

などなど、こんな悩みがある人はぜひ参考にしてみてください。

※業種や事務の内容により、多少必要性が異なります。
※オススメ度、難易度は私個人の感覚です。

おすすめの資格

ファイナンシャルプランナー(FP)

オススメ度:★★★★★
難易度:★★★☆☆
資格の種類:国家資格(3級~1級)

安定の国家資格です。ただ、民間資格のAFP/CFPの方が有名です。

節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続までありとあらゆるお金のエキスパートです。所得税や年金など広く実用的な知識がまとめて学べます。
私も持っている資格ですが、給料計算や労務担当する事務には非常にオススメです。

知識量・難易度・実用性すべてにおいてバランスがいい資格です。一般的な会社の事務員であれば3級で事足ります。3級なら、独学で大丈夫です。

2級以上はあってもいいですが、FP業務に就かない限り必要性がありません。3級でもFPの知識は私生活にも役立ちますので、取って損はない資格です。

▼資格取得方法などはこちらを参考に。

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格とは?内容と資格取得する方法のホンネ
ここでは、実際に私が『ファイナンシャルプランナー』の資格を取得した時の勉強法とかオススメの教材などをご紹介します。 一般的な、紹介ではつまらないので私のホンネも交えて解説します。 ファイナンシャルプランナーとは 「事務系に...

 

Microsoft Office Specialist(MOS)

オススメ度:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
資格の種類:民間資格

マイクロソフトのオフィスの資格です。Word、Excel、Power Point、Access、Outlookの5種類あります。

今のご時世、事務職にパソコンスキルは必須です。ExcelやWordの基本操作は出来て当たり前です。使えないとあなたが困ります。
実際、基本操作は誰でも出来るので、就職・転職には持っていても余り評価されないですが、これくらいパソコンが出来ますという証明になります。

ちなみに、私はこの資格を持っていませんが、業務に支障はありません。

私は、「Word、Excel=当たり前」「Power Point=まぁまぁ」「Access=たいしたもの」という感覚です。Power Pointは営業事務などには必要になるかも知れません。

Accessは少し難しいので、出来る人が少ないこともあり重宝されます。
Excelで数式がそこそこできれば十分です。マクロも出来れば一歩上を目指せます。

 

 

簿記

オススメ度:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
資格の種類:公的資格(3級~1級)

事務には有名な資格で日商簿記と全商簿記があります。日商簿記の方が断然有名です。
よく簿記の必要性が問われますが、経理の人は必須です。それ以外の人はたいして要らないです。

正直、3級では意味ないです。2級でやっと履歴書に書いてもいいかなレベルです。1級はとても評価され他人より優位に立てますが、急激に難しいのと経理責任者や財務などの業務でもない限りいりません。

ただ、経理を知れば生活の家計簿などにも役立ちます。生活に有益な知識でもあり、あっても困らないです。

 

ITパスポート

オススメ度:★★★★
難易度:★★☆☆☆
資格の種類:国家資格

IT関連の情報技術などの基礎知識の資格です。ちゃんとした、国家資格です。

近年できた資格なので、あまり知名度がないかも知れませんが、全社会人が持っていてもいいレベルの実用性です。昔の初級シスアドです。

国が勢力をあげて今後のIT発達ため、国民のIT知識・技術の向上目的で作った資格です。

MOSのようなソフトの資格ではなく、情報による「企業経営」「経営戦略」「システム」「マネジメント」など仕組みや原理のような内容と言ったところでしょうか。

IT業界以外の中小企業では、社内SEやシステム管理者がいない場合が多く、パソコンに弱い人が多いので詳しいと何かと重宝されます。

IT企業であれば、ITパスポートは新入社員がすぐに取らされるもので、その上の「基本情報技術者」「応用情報技術者」ぐらいは欲しいところだと思います。

 

秘書検定

オススメ度:★★★★
難易度:★★☆☆☆
資格の種類:公的資格(3級~1級)

女性の人は持っているといいかも知れません。職務知識、一般知識、マナー、技能などが身に付きます。

秘書業務ではなくても、書類作成・管理、スケジュール管理、情報収集・管理、ファイリング、来客の接待などの事務職にはオススメです。

1級、準1級を持っていれば就職に関しては有望のようです。業界に縛りがなく、事務職全般に通用するので幅広く活用できます。

 

マイナンバー実務検定

オススメ度:★★★☆☆
難易度:★☆☆☆☆
資格の種類:民間資格(3級~1級)

つい最近できたもので、今私が注目している資格です。期待を込めて星3つにしました。

マイナンバーに関する資格で、今後経理や労務でマイナンバーを取り扱う人にはあってもいいかも知れません。マイナンバーに関係ない業務の人は必要ないです。

私もマイナンバーを取り扱う者として、試しに受けてみようと思っています。これからというよりも、今現在担当している人向けかも知れません。

そのうち認知度が高くなれば、マイナンバー関係の事務では重宝される・・・かも。

 

もっと上を目指す人には!

・社会保険労務士

・税理士

・公認会計士

などの士業と呼ばれる専門職の資格取得を目指してみてもいいと思います。全て国家資格で、その資格だけで独立も可能なので実用性は抜群です。

ただ、他と違いかなり難易度が高くなりますので、独学はオススメできません。スクールなどで長期的な勉強が必要になります。

必要なスキル

一般常識

資格やスキルよりまずコレ。「電話やメールで退職通知」「普通に遅刻」などあり得ません。あと、履歴書がちゃんと書けない人が多すぎます。ある程度の協調性と思いやりが欲しいです。

 

ビジネスマナー

事務に限らず全ての会社員に必須のスキルです。来客や電話に対して丁寧に対応する必要があります。私もあまり人のことは言えないですが、礼儀・礼節は大切です。

 

文章力

会社によって余り問われないかも知れないですが、あった方が断然いいです。私は理系で文章力がないので少し苦労しています。

公務員でもない限り、基礎を押さえていれば大丈夫だと思います。

 

パソコンスキル

資格はなくてもいいですが、スキルがないと仕事になりません。Word、Excel当たりはできるようにしましょう。併せて、操作のテクニックやコツがあれば飛躍的に業務の効率化になります。
簡単なスキルは、いずれ別記事で紹介したいと思っていますのでご参考に。

▼詳しいパソコンスキルについてはこちらを参考に。

もっとも効率的かつ実用的にパソコンの資格・スキルを取得する最良の方法
世の中には、いくつかパソコンに関する資格があります。有名なものは、Microsoft Office Specialistで略して「MOS」と呼ばれるものです。 MOSの資格取得を解説しているサイトはたくさんあります。今回ご紹介...

 

英会話

貿易事務や特許事務所など英語を必要とする業務をする人には必須です。今はグローバルな時代なので、それ以外の業務でも社会人として英語を必須する会社も多いです。

英語だけでなく、今は中国語なども需要があるようです。会社で重宝されるので、英語など外国語は出来て損はありません。

有名なのがTOEIC(トーイック)テストです。昇進、昇格の条件としている企業も多いようです。

しかし、肝心なのはスコアではなく、実用的にしゃべれるかどうかだと思います。900点取っても英語が離せない人もいるようです。実用的な英語ならTOEFL(トーフル)の方がいいとも言われています。

 


私の主観が含まれていますが、実務をしていて取得してよかったと思う資格や役立つスキルなどをご紹介しました。この辺りを勉強しておけばどの事務職でも活用できるかと思います。

また、上記に限らず実際に業務で必要になるような医療事務など会社に沿ったものは取得しておくといいと思います。

また、実用性があるものが見つかれば紹介していきたいと思います。

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